ユーリマグナム スーパースリム コンセプト
ライジングアクションでメバルプラグの常識を覆したユーリの冠を持つ最終形ルアー。ライジングによる縦、ドリフトによる横、そして2つをミックスさせた斜めを3次元にコントロール出来る。
飛びと掛けを見事に調和。単体でぶっ飛ぶ飛距離で沖を狙い3Dコンセプトで掛ける。
無風時の飛距離テストでは30メートルを楽に超えた。さらに12cm程度のメバルも掛けた。飛びと掛けのバランスの両立こそ釣果アップの秘訣である。ドリフト、ライジングの2つを掛け合わせると此れほどに釣れるのだ。
シルエットの変化

例えば割り箸をメバルが見ると、右図のような見え方をする。 細いアドバンテージは視軸に訴えかけ、そのシルエットの変化で捕食トリガーを引いてしまう。 画像のように、割り箸が右から左に動いたとしよう。上の2枚は人間の見え方で割り箸の太さに変化は見られない。 しかし下の画像のように、魚からは中心が極端に太く見えている。 ボールペンで黒い丸印を付けているのが分かるだろうか? これが、目玉だと仮定すれば、魚は黒丸を目掛けて噛みつく。 これを、大き目のラメで表現し更に、ユーリシリーズはアゴ部分の角が立っている。 つまり、光の線が溜まる場所となる。これこそ、魚がロックオンした時の輝きを最大限に活かすためのデザインなのだ。
その飛距離

飛距離テスト時、メバルプラッギングラインとしては太い部類に入る空気抵抗の大きなPE0.6号をあえて使用し、30m超えを記録した。単体で遠くに投げることが出来れば操作感も増すということだ。つまり、小技が使える。直感的なアングラーの意志が、ルアーに直結すると言うわけだ。 例えば手つかずの広大なサーフ。沖のシモリを見つけて直撃してみてはいかがだろう?30メートル先で比較的大き目の部類に入る7センチのプラグに小メバルのアタリさえ感じれるルアーである。
マグナム同様に10番フックを採用

大型がバレるのは、既存のメバルルアーのフックが小さすぎるからである。一度掛けたら逃がさない10番フックを採用。不意の大物にも対応出来る。たとえ極小ベイトパターンでもリアフックをしっかり掛ける。 ♯10フックであれば、デカメバルは勿論、シーバスやチヌ等の外道が掛かっても安心してやり取りできる。 魚種や、サイズによって針の大きさは変えてしかるべきだが、基本的に「大は小を兼ねる」と思って頂きたい。 あと少しのところで、無理・・・無茶・・・がどれだけアングラーにとって有利なゲーム展開となるかを考えて頂きたい。
ライジングアクションはそのままに

ユーリオリジナルで培ってきたライジングアクションはそのまま、コントロールしやすい形状、その操作感。7センチと思えない引き重りの軽減は、アタリをダイレクトに察知できる。画像はS氏に提供して頂いた。北海道で周囲のアングラーを後目に1キャスト1バイトの一人勝ち。13時間で200匹を超える爆釣とのこと。
側線に訴えかける

細いということは、掛けやすくバレ難い。更に、側線に訴えかけるナチュラルアクションを生み出す。メバルの視覚、側線両方に訴えかけ食い気を促す。けして大型狙いの特殊な状況だけでなくスタンダードに扱える。ボディに対するフックの比は時合いを逃さないベストバランス。 むしろ、初場所やメバルのポジションが分からない場合のサーチベイトとしてのスタメンルアーである。
YURI Magnum
スペック | レングス | ウエイト | フック | リング | @ |
― | 7,0cm | 3,8g | ST26TN10 | ♯2 | 5本セット 7000 |
飛距離とフッキング性能
そのバランスを体感した方たち
- S 氏
- ソルトマスター