ＭＡＲＩＫＯ　ＣＵＳＴＯＭ（マリコカスタム）のトゥイッチやフォールを駆使したメバル、アジの誘い方等。

マリコカスタム　コンセプト

サラシの中、アクションを付けても飛び出さない・・・しかし、しっかりとレンジキープできるルアー。　元祖マリコを徹底的にリメイクしてメバルだけでなくアジさえも虜にしてしまう優等生である

波に負けずにステイできる

押され、引かれを繰り返すサラシの中、通常のプラグでは飛び出してしまう。　だからと言って重量を増すとレンジを外してしまい本末転倒となる。　このソリッドプラグの利点は水に馴染むこと。それは比重１．０３と言うマテリアルが作り出す超スローシンキングの生命感のイミテート。

とにかく１本持って行くならコレ

世の中にシンキングペンシルと呼ばれるプラグは星の数ほどある。しかし、その中で生まれては消え、消えては生まれ長年に渡って愛された物は数少ない。その意味をこのルアーが教えてくれるであろう。開発のコンセプトは、堤防等の足場の高い場所からでも操りやすく、派手に扱っても飛び出しにくいサーチベイト的な万能プラグ。　少々荒れてもこのルアーならどうにかなってしまう優等生ルアーである。

アミパターンだからこそマリコカスタム

考えてみて頂きたい。どんなに小さくても鉛の比重は11.43と言われている。　マリコカスタムのマテリアル1.03の11倍以上である。どちらが生き物に近いかを？その軽い比重を自重でカバーできるのがプラグである。　殆ど動かすことなく１か所にステイして誘惑を繰り返す。　そして、メバルのメインベイトのアミパターンでさえもジグヘッドの釣りに勝る能力を秘めている。　知られてないだけ・・・使われてないだけ・・・実に勿体ない話である。

渋い時のリアフックチョン掛け　

このルアーを作る前に世の中のありとあらゆるプラグを試した。　まず、コンセプトとして「浮き上がりを抑えるためにウェイトを詰め込んだ・・・」と謳っているものはダメ・・・。水に馴染むのにウェイトは不要であり、フックとリングの重さでバランスを取るくらいで丁度良い。こういうルアーはアミパターンでも威力を発揮し、まさにアミが波に揉まれている姿を表現できるのだ。