アオリイカ
エギング最高のターゲットにして不動の人気。(ヤリイカ科・アオリイカ属)
釣りのターゲットとなるのは主に春と秋
私の場合、秋イカしかやりませんが、大型を狙うなら春の産卵のために接岸した親イカを狙う。 春、4月あたりから親イカの接岸が見られ、釣りの対象となり6月あたりまで続く。 産み付けられた卵は卵蛸と呼ばれるカプセルに覆われている。 夏場、7週~2ヶ月で孵化し、浅場で群れを形成し晩秋まで沿岸部で狙える。 おおよそ500グラム程度まで成長し、沿岸部を離れ深場へ移動する。
エギング
釣り方は、ここ十数年で一気にメジャーになった「エギング」の他、「ヤエン」「泳がせ」等あるが、 我々が手軽に出来るのは何と言っても「エギング」だろう。 私が始めたころは、投げ竿にナイロンラインでシャクっているオヤジばかりだった。 今では高性能なPEラインに多種多様な餌木、溢れかえる専用道具に正直、初心者の方は戸惑うのではないだろうか? ロッドについては3.5寸約20gの餌木を基準に秋なら2.5から3.5寸、春なら4.5寸までカバー出来れば問題無い。 使いたい餌木のサイズに合せ選択して頂きたい。 しいて言うならガイド、PEラインを使うエギングであるから軽い物を密に使った物でスパインのしっかり出ている物で 使う餌木が、しっかりとシャクれてラインの絡みにくい物を選ぶ事。 リールについては、3000番くらいのシャロースプールでドラグの滑り出しが良い物となる。 1日シャクっても疲れにくい軽いタックルを選んで頂きたい。
エギングの基本動作
まず、出来るだけ遠くにキャストし、カウントを取りながら底まで餌木をフリーフォールさせる(ラインを見ながら底を取る)ラインスラックをキチンと回収してからシャクる。 なるべく跳ね上げさせてフォールの時間を稼げるようにしてからテンションを掛けたテンションフォールでアタリが無ければ再度底まで落とす。
エギングの応用動作(底取りせずイカにアピールする方法)
基本動作のうち、底に着底させてしまうと根掛かってしまう場合、 無理に底を取る必要は無く、底付近からシャクりに入る。 例えばカウント10で着底したが根が荒く引っ掛ってしまったならカウント8からシャクってみるように臨機応変に対応する。
エギングの応用動作(ラインテンションを抜かない方法)
風が真正面、当て潮が利いている、波の入りが激しい等の条件でどうしてもラインテンションが保てない場合。 私の場合は、ゆっくりサビく。それでもテンションを保持出来なければリールを巻く。 イカが餌木を抱くタイミングで一番多いのがテンションフォールで着底する寸前。極力ゆっくりと沈める事で釣果が著しく変わってくる。
エギングの応用動作(連続横ダート)
通常のエギングのロジックからすると、とても特殊な事な方法だけど、イカが餌を追い詰めるのは何かの際であることが多々ある。 例えばテトラの際で群れている小魚を捕食しているタイミングだとテトラと平行方向に横ダートさせて狙う方法が効率が良い。 このような場合ダートシャロータイプで平行引きして狙うべきでダートタイプのエギが非常に有効となる。
エギングの応用動作(バックドリフト)
餌木には飛距離に限界がある。大きい物は、それなりに空気抵抗も増えてしまいある程度の距離までがショアから狙う範囲となるが、 流れに乗せて沖に送り込むのがバックドリフト。 上にシャクったら沖に流す。これで手付かずのポイントまで餌木を送り込むことが出来る。 それは、潮の流れに限った事ではなく、河口等でも実践出来る。
もう一つのターゲット タコ
釣り場についたものの、風が強く通常のエギでは釣りにならない。そのような経験はないだろうか? ここで活躍するのが「タコエギ」。通常のエギより、底を意識して作られている為に、重く、波風の影響を受けにくい。バックに1、2つ常備していれば、思わぬ食材を手に入れることが出来る。(STORM 五目タコエギなら30gもある為に天候に左右されず扱い易い。)
アオリイカの料理
- アオリイカのイカ飯
- アオリイカの鉄砲焼き
- ソルトマスター
- ソルトマスター
釣果