メバルプラッギングのAtoZ(その2)

メバルプラッギングのAtoZ その2

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STEP1で平面の流れの方向を意識出来るようになったら、次はさらに踏み込んで平面だけでなく断面も捉えていきましょう。水の動きに合わせたラインテンションの掛け方はプラッギングにとって釣果を大きく左右します。

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イントロダクション

STEP2では断面に着目
サラシとマイクロベイトの関係、流されるコースを読んだり、スピードを合わせる重要性について解説していきます。

サラシに乗せるリーリング

サラシ1

大きな波が来ると、浮き瀬やシモリの上を通りこしてきます。アミ等のベイトは岩やウィードの間に溜っていることが多く、それが巻き込まれます。図の①の状態です。一度、波にのまれたベイトは図②のように上昇、ストラクチャーを通り越し③のように下降します。ルアーを投げ入れるタイミングはココ!その後、④のように再び上昇するときにメバルの目の前に投げ出されます。その時にメバルがバイトしやすく、アタリも強く出ます。①、②で投げるタイミングを見計らい、③でテンションを緩め、④でテンションを掛けていきルアーを操れば強くバイトを出せます。

サラシのどの位置にメバルが着いているの?

サラシ2

上記の現象が断面的に水中で起こっているのを想像すると、メバルが居るのは④の位置です。しかし、アングラー側からは、平面でしか見ることができません。ひとつの目安として、波が割れきってユラユラと白く泡だっている場所となります。ここにちょっとしたストラクチャーが絡めば超一級ポイントとなります。

テンション抜くってどれくらい?

テンション1

波の大きさ、風の強さによりますが、ロッドを45°程度に保持し、一度ラインを張ります。そのままルアーの重さでラインが30~60cm弛ませるイメージです。強い個体は、サラシのど真ん中でも平気でバイトしてきます。ルアーが自然に漂い、尚且つアタリを感じることが出来、アワセで弾きにくいテンション管理をすることは、プラグを使う上で非常に重要となります。

波の周期を感じとろう

テンション2

ただ巻き最強!・・・間違いではないのですが、ただ巻いても、ただ巻きにはなりません。波には「押し波」と「引き波」があるのはご存知の通り。押し波では早めに巻き、引き波では殆ど巻かない。場合によっては逆に送り込むこともあります。押し波、引き波の抵抗の差を体で覚え、巻くべきか?止めるべきか?の周期を感じ取ってください。バイトするのは引き波い持って行かれる時が多いです。

花粉に学ぶアミパターン

アミパターン1

春は花粉症の方には辛い季節ですね。何故花粉が舞い散るのか?当然、外的要因があり、春風により花粉が撒き散らされ風下側に流される。海の中でも同じように、木の代わりにウィード。花粉の代わりにプランクトン~アミサイズのベイトが、風の代わりに波や流れによって撒き散らされている。潮に乗り下流へと流されていくのは、まさに花粉と同じ現象が起こっているといえる。おのずと、少し荒れ気味のウィードの下流側がベイトの流されるポジションとなり、メバルの溜まる場所ではなかろうか?そのようなポイントにプラグを送り込み、スローに流していけばチャンスは必然的に訪れます。

ベイトサイズとスピードの関係

アミパターン2

メディアアングラーの方々が、アミパターンと言っていますが実はアミだけでなく、ゾエアやヨコエビ、小型のカニまで食べている。自力で大して泳げない甲殻類の総称といえよう。大切なのは、潮の壁から自力で脱出できるか否か?であり、このように潮に流されてしまうベイトはメバルが体力を使わず食べることが出来ます。メバルが動かないでも食べれる餌をアミ類等の総称パターンとするなら、前記のラインテンションの管理をきっちりすれば、これほどまでに簡単に釣れる釣り方は無いのです。

タイド変化とレンジの関係

アミパターン3

自力であまり動くことの出来ないベイトでも、例えば大潮の下げ5分では、流れに乗り、どんどん加速していきます。1日のタイド変化によるメバルのレンジの基本は図の通り。これに、海峡部の潮の流れの早いポイントでは潮止まり前後、タイド変化の少ないポイントは上げ下げ5分と言う概念を加えて考えてみてください。

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