メバルプラッギングのAtoZ(その1)

メバルプラッギングのAtoZ その1

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メバルを狙う為の考え方、潮に対するドリフトのコースを考察。SMF2ルアーが如何にドリフトさせやすくメバルの目の前に送り込み、口を使わせることの出来るルアーであるかをご紹介する。

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イントロダクション

はじめに
SMF2のルアーをご使用して頂くユーザー様の為に、その特性と「なぜSMF2のルアーは他のルアーより釣れるか?」をご理解頂くためにメバルプラッギングのAtoZを図を交えながら解りやすく記載。STEP1では上げと下げのメバルの方向性と付き場、流の速さは圧力の差であることを解説。

上げと下げでは考え方を変えよう。

上げ潮1

上げ潮の考え方。先ずは、先ずは定番の漁港等を思い描いてください。漁師さんの大切な商売道具の船です。風や波から出来るだけ被害を避ける為に漁港は湾奥に作られ、沖堤で波を遮ってる事が多々あります。つまり、両サイドは岬になっていることが多いですね。

潮の向きと割れ方

上げ潮2

地形や左右の岬の先端の長さで横に流れたりしますが、基本的に海から陸に向かって障害物にぶつかれば左右に分かれる。ポイントに着いたら頭の中に大まかに思い描いて下さい。

どこにメバルが着くの?

上げ潮3

潮の行き詰まった場所(赤)水道部になっている場所(黄)流の強さによりますが、基本的にこんな感じです。 赤の大きな丸の部分は潮が上がりきって満潮近くに大型が単独で入っていたり、特定のベイトが居れば25cmクラスが数出たりします。港内の赤の小さい丸はスロープと思ってください。十数年前は漁港のスロープってメバリングの一級ポイントでした。

上げ潮でのメバルの行動

上げ潮4

基本的に潮に乗ってシャロ―に入ってくる事を思い描いてください。そのとき、何かに寄り添いストラクチャーに添って入ってくる事が多々あります。しかし、上げではその場所の中~小型が釣れることが多いですね。何故なら湾内に居るメバルの方が活性が上がりやすいからです。

次に下げ潮を想像して下さい

下げ潮1

下げ潮の考え方。湾内に入っていた水が一気に外海に出ようとします。上げ潮と同様に水道を抜けていくことに変わりはありませんが、何となくそのルートが纏まった感じがしませんか?

下げ潮時のメバルの着き方

下げ潮2

流れが纏まると、メバルのポジションも絞り込みやすくなります。図の青い丸の位置に集まってくることは容易に想像出来ると思います。前から餌が流れてきて、しかも危険な時に身を隠せる場所というのはメバルを狙う基本となります。

一番太い潮だけ考えてみて下さい

下げ潮3

図のような潮目を見た事のある方は多いでしょう。流体は一番抵抗の少ないルートを通りたがります。堤防の切れ目から沖堤の左右の端に向かって流れるのが水にとって一番抵抗なく進むことができます。

ここでベイト(アミ等の流されやすいもの)を絡めて考える。

下げ潮4

湾内はウィードや、泥状のものが堆積しやすい。ということは、富栄養なんです。また、小さな流れ込み等があると山からの栄養素たっぷりな水も流れ込みます。さらに、流速が速い場所は圧力が低く、遅い場所は高い。よって、シャロ―のアミ等は流の遅い方から早い方へ吸い寄せられるという原理が働きます。これが、潮目が釣れると言われる原理です。下げ潮はポイントを絞りやすく、さらにベイトが集まりやすい。つまり、下げ潮の方が一か所にメバルが集まりやすいと言う事です。(気象条件、ベイト、水深等により左右されます。)

SMF2のルアーのボディはソリッドなの?

SMF2ルアー1

このように、流れとベイトの関係を理解していくと、SMF2ルアーがノーウェイトでソリッド、ボディ部の比重が限りなく1に近い理由が見えてくると思います。低圧部、高圧部と言っても人間にとってその差は微々たるものです。ですが、極小ベイトにとっては大きな関係なんです。比重が1に近いということは、水中でサスペンド気味に漂います。低圧部、つまり流速が速い場所から一生懸命脱出しようとしている小魚、高圧部からなすがままに流されてしまう極小ベイトを演出しやすいんですね。

コースを考えよう!

SMF2ルアー2

流れが見えてくると、通すべきコースを考えることとなりますが、これはベイトの種類や季節によって違います。また、メバルには好きな流速があり、活性が上がるタイミングもポイントにより違ってきます。タックルやラインで差はあるものの、一つの基準としてマリコDXをフルキャストしてゆっくり流しながら足元までトレースした時に20~30°ずれてルアーが帰ってくるくらいでしょう。このメバルの好きな流速は沢山の魚を掛けて経験していくしかありませんが、激流地域では、本流ではなく反転流や反転流の反転流を狙い、逆に日本海北部のタイド差のない地域では本流を直撃することから始めてみて下さい。

更に大きな魚を狙う!

SMF2ルアー3

足場の良い漁港で行ったり来たりして色んな場所を撃って経験を重ねてくると、もっと大きな魚を狙いたくなります。そうなると、磯デビューです。図を良くみて下さい。漁港で考えたことと同じではないでしょうか?スリットと呼ばれるポイントでは、このような地形は多々あります。同じように頭を使ってみましょう。後ろの地形を見ながら水中を想像してみたり、季節風を受ける波の立ち方で岩の浸食具合を考えたりするのも面白いと思います。そして基本は魚は上流を向き、寄り添うストラクチャーがあると安心する。これです!

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